新潟出身の御主人とふるさとを思いながら創り上げました 〜札幌市清田区 亀貝邸〜

高い吹き抜けの重厚感ある梁が広い空間をしっかり支えてくれるリビング。化粧砂利を埋めた三和土、網代天井、欄間、欅のテーブルなど本物へのこだわりが満載です。

完成年 平成22年
家族 夫婦二人、子供一人
建坪 57.5坪
価格 58万円/坪
オプション 200万円

ふるさとを感じる日本家屋

新潟県をふるさとにもつご主人は、伝統的な日本家屋で育った。そのせいもあり、家を建てるなら和風にしたいと考えていた。
いずれは新潟から両親を呼び、同居することになるかもしれない。
そんな折り、住宅建材の会社に勤めていた友人から、北一タカハシ建設を教えてもらい、業界の人がすすめるのだから間違いないと話を聞きに行ったのがきっかけ。

「高橋社長にお会いしたら、その熱意に動かされました。使う木のことや建具のデザインなど、細かいところへの気遣いがすごいんです。なんでも相談できて頼もしく思いました」とご主人様。
出会ってかた3ヶ月後には着工と慌ただしさのなか、スピード感や、臨機応変な対応ぶりに信頼がもてたという。

アイデア、こだわりが盛り込まれた空間の数々

ご主人が気に入っているのは、広々とした玄関ホール。磨りガラス入りの格子戸に、化粧砂利を埋めた三和土(たたき)が風雅な空気をつくりだす。
家に帰ったその瞬間から「ああ、落ち着くなぁ」と思えるのだそうだ。

リビングには巨大な吹き抜けが設けられており、あらわしになった太い柱と梁がスケール豊かな空間をしっかりと支えている。食卓でテレビは見ないという方針から、ダイニングは壁一枚隔ててある。その壁をテレビボードに活用し、カリンの木をあしらって和モダンなアクセントに。
「このアイデアもお酒を交えながらの打ち合わせで高橋社長がひらめいたもの。もともとなかった計画なのに、いいと思ったことはすぐに実行してしまう。大手住宅メーカーだとこうはいきませんよね」とご主人様。

気持ちにぴったりくる住まい

キッチンに続くユーティリティーは脱衣、洗面、物干しを兼ねて、スペースも大きめに確保。
天井壁には青森ヒバを使っており、風呂上りに森林のすがすがしい香りが楽しめる。

「住み心地はいいですね。もう何年もここで暮らしているみたいな。
それだけ気持ちにぴったり来ているのだと思います。」

こだわりポイント

  • 古くなるほどに深みを増す住まい
  • ゆったりとしたしつらえの玄関
  • 圧倒的な開放感を創造する吹き抜け
  • 繊細な手仕事を感じる和室の欄間
  • 存在感のある棟梁制作のケヤキテーブル